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【書評】きみがモテれば、社会は変わる。/宮台真司

エスプリにようこそ

ごぶさたしてます、レナ(@esp_rit)と申します。 

 

 

 こんな本をよみました。社会学の本っていうのかな。

きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)

きみがモテれば、社会は変わる。 (よりみちパン!セ)

 

 

あさましい社会に承認される「いい人」なんかには、死んでもなってはいけない。「金の切れ目が縁の切れ目」のクソ社会と、いっこうにモテる気配のないきみ自身の生き方とを、徹底的に考える。学校でも家でも教えてもらえなかったリアルな知恵満載。

 

まとめなんかもある


よりみちパン!セシリーズなので、堅苦しくない口調ですよ。

 

いまの日本は<快適>なクソ社会

現在の日本が、物質的に快適便利なのは間違いありません。

でも自殺大国。

経済苦も理由のひとつです。しかし経済が上り調子だった頃から自殺するひとは多かったし、経済的に日本より豊かでない国より自殺率が高いのです。

 

その理由を、本書では(経済だけでなく)社会的つながりの希薄さと結びつけて考えていました。

 

働き盛りの男女は労働時間が長く、地域の活動、政治、ボランティア、もっと身近な子育てにすら参加しにくい。忙しいと有償のサービス(保育園など)に頼らざるをえない。ますます働かなきゃならない。

 

日本人は他人任せ。でも文句だけはつける

有権者の街頭インタビューを聞くと「政府には景気をどうにかしてほしい」「今の首相ではダメだから誰かほかの人を」などとシレっと答えている。(中略) ただ文句を言うわけですね。

 

日本は残念ながら、まともな民主主義ではありません。制度上はもちろん民主主義です。しかし民主主義の政治文化がまったく存在しません。民主主義の文化というのは、<引き受けて考える>社会です。 P.48

 

文句だけいうのは楽ちん。便利で快適ならいうことなしだね(^o^)

 

どうせかわらないからとなにもしないとか、それどころじゃないとか、悪いのは他人だとかいっていてもクソ社会がますますクソになっていくだけ。いまはそれでも<快適>かもしれない。でもメッキがはげたときにどうなってしまうのか。

 

個々でみれば、<依存>から<自立>に方針転換した行動、活動をしているひと、団体はたくさんいます。しかしそれが当たり前の社会にならないと、日本人は動けない傾向にあります。

 

日本人、空気読みすぎだってよ

日本人は<空気>、すなわち<同調圧力>に敏感。<空気>の影響で起こした問題の場合、自分に責任がないと考える傾向が強いそうです。本によると、『日本人特有の心の習慣』とあります。日本人特有かー困ったちゃんだなー(;´∀`)

 

だから、同調圧力に流されないで、めんどうでも自立する。国に任せるんじゃなく、自分たちで共同体をつくっていく。みたいなことをやっていかないと、やばくないですか?

 

じゃあきみはどうなの?

こんな理由によって、いまの日本は一見快適なクソ社会。クソ社会をつくってるのは国民のメンタリティ。

 

じゃあ自分自身はどうなのだろう?

 

宮台さんは、「すでにその習慣に染まっている」し、「今のままでは、けっして幸せになれない」と断言します。

 

本書の後ろ半分は、ではどうしよう。どう考え、どう行動するのか、という指針にさかれています。

 

このクソ社会で溺死しないよう、泳ぐ方法を覚えよう。そして実際に泳ぎだそう。

 

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